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生駒万燈会でお彼岸は心穏やかに

生駒宝山寺のお祭り万燈会


まんとうえ3


毎年、お彼岸時期になると各地で彼岸のイベントが開催されています。

私のお彼岸のイメージと言えば、、、
・お墓参り
・おはぎ(甘いものが好き)
・暑さ寒さも彼岸まで

だいたい昼と夜の時間が同じになる時期ですよね。
春分、秋分の日は「この世とあの世が最も近く、通じやすい日」と考えられたことから、この日に西に向かって拝むと、功徳が施されるとも信じられたようです。

私の場合、春彼岸になると一日一日の日中の時間が長くなるのでうれしくなりますが、秋彼岸は逆に日中の時間が短くなるので寂しくなってしまいます。

それも季節の移ろいなんですよね。

奈良県生駒市は奈良県西部の街ですが、宝山寺という商売繁盛のお寺があります。
多くの方からは生駒聖天さんと呼ばれています。

まんとうえ2


万燈会(まんとうえ)とは、1万坏(はい)あるいはそれに準ずる多くの灯明を燃(も)して仏神を供養する法会。
まんどうえと読んだり万灯会と表記したりすることがありますが、基本的には同じ意味かと思います。

生駒万燈会もお彼岸時期に開催されるイベントで今年は、9月23日(土)です。
会場は、生駒駅の鳥居前のあたりから宝山寺まで続く参詣道。

この参詣道の階段数は、なんと700段以上。
上るだけでも疲れそうな場所に燈篭が並べられます。

私も以前、燈篭の設置のボランティアに参加させていただきました。
車で運ぶのも非常に不便なところなので、基本的には手運びが中心です。

9月23日までは、あと2週間ほどありますがプレイベントもいくつか開催されています。
ワークショップや組み立て実演/体験、あんどん絵画など、みんなで作り上げていくような雰囲気がいい。

もちろん、宝山寺や生駒市内在中でなくても参加できますし、参加したいイベントだけでもOK。
子どもさんを中心にがんばっているのもあるので、比較的に自由度のあるボランティア・イベントです。


宝山寺からの景色は天空のようだ


まんとうえ4

9月に開催される生駒お彼岸万燈会。

700段以上の階段を上る宝山寺。
標高200メートル以上あり、参詣道からの景色は特徴的。
神秘的な空間から望める景色の中に街が目に入ります。

なんか天空に来たみたいです。

そんな宝山寺の空気は、スーッと体の中に入ってくる感じがして好きです。
空気が澄んでいるというか、研ぎ澄まされているというか。

独特な空気感です。


万燈会のイベントは、たくさんのボランティアで支えられているようです。
毎年の燈篭つくりや燈篭を並べること、そして燈篭の片付け、いろいろとやることがありますが、人の力で出来上がっているんですね。

もともとお祭りというと、そういうものなのかもしれませんね。

人と人がつながって成り立っていく。

奈良の中でも知名度の高いお彼岸行事の一つです。
参道から境内にかけて約1000基のとうろうが幻想的に並べられます。

アクセスは、車では駐車場問題があるので、公共交通機関がおすすめ。
最寄り駅は、生駒ケーブルカーの宝山寺駅ですが、近鉄奈良線・近鉄けいはんな線の生駒駅から徒歩で上がっていくのがお勧めです。

700段の階段を上ることになりますが、見上げるように燈篭が並べられているので美しさが映えます。
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プロフィール

Kihto

Author:Kihto
奈良県在住。
街歩きが好きで出掛けたくなる。
趣味:キャンプ、スキー、登山、マラソン、旅行、写真、絵を描くなど
王道ではなくローカルなショッピング、そしてエコノミーな旅を愛する。
目標はTrip Communicator(トリップコミュニケーター)として活動。

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